珪藻土レンガでロケットストーブ

最近巷で流行しているロケットストーブを試してみたくて

GWで帰省したついでに珪藻土レンガを使ったロケットストーブを試作してみました。

珪藻土レンガは「耐火断熱レンガ」として販売されてます。

ロケットストーブでは燃焼部分をいかに断熱するかが重要です。

先人の方法を拝見するに、断熱材にはいくつかの選択肢があります。

  • 金属製パイプ+パーライト(orバーミキュライト)
  • 耐火断熱レンガ(珪藻土レンガ)
  • パーライトモルタル

それぞれ長所短所があるので用途によって選べばいいかなと思います。

私はお手軽に試したかったことと、その後の流用性、見た目も意識して珪藻土レンガを使いました。

ブロックで平らな土台を作り、レンガを積んだだけの簡単なものです。

燃焼実験は成功で、火を入れてから五分くらいで燃焼が安定しました。

最初は煙が出てヒートライザの内壁が煤で真っ黒になりますが

その後燃焼が安定すると煙も出なくなって、煤も焼ききれるのか白くなりました。

また、風が強くても燃焼は継続しますが、風向きや風速が変わるたびに燃焼に影響が出るのか黒煙が出ました。

 

使ってみてわかったんですが、珪藻土レンガはすごくもろいです。

買ったばかりのものだと、手で持ったときの指の圧力で辺がパリパリと欠ける感覚があります。

また、少しぶつけると角がすぐ欠けますし、持った手には粉がたくさん付きます。

試してはないですが水にも弱いらしいので、組み上げた状態で外に放置するのは避けたほうが良いかもしれません。

 

燃料は上から入れます。炎が横方向に流れる様子は原理を理解していても不思議なものですね。

YouTubeで燃焼とともに燃料が自動的に落ちていって長時間手を付けずに燃焼する動画を見ていたので焚き口はある程度放っておいて良いものだと思っていましたが、実際はほぼ付きっきりで面倒を見たり燃料を追加してあげないと安定した燃焼が継続しない印象でした。燃料補給部分は工夫の余地がありそうです。

また、焚き口の隙間のサイズをどれくらいにすれば良いのかがわかりにくかったです。特に燃焼が安定するまでがわかりにくいです。安定してくると「ゴー」という音が出てきて調整がしやすくなりました。

珪藻土レンガの耐久性が気になったので燃焼実験のあとで燃焼部分内部の様子を確認しました。

これはバーントンネル上部の様子です。ここが一番損傷がひどかったです。

実験は二回、合計2,3時間の燃焼実験でしたが、内壁が焼けてひび割れが見られました。

焼けた部分は触っても崩れる様子はなく、通常状態でたくさん付く粉もつかなくなりました。(表面が溶けて固まることで強度が増している?)

 

バーントンネル側面です。こちらも焼付きが見られます。損傷は上面ほどではない感じ。

 

ヒートライザの内壁です。

事前に調べた情報ではヒートライザ内が一番高温になるものと思っていましたがこちらはそれほど損傷は見られませんでした。

 

いずれにしても数時間の燃焼実験でこれほどの損傷があったのは意外です。

最初だけ変化量が多いのか、使用時間と比例して損傷していくのかが気になるところです。

常用する場合は損傷の大きいバーントンネルだけでもパーライトモルタルなど、他のやり方をしたほうが良いかもしれません。

ロケットストーブは前知識で想像していたほど理想のかまどではありませんでしたが、そもそもの原理も面白いし暖房としても使えるようなので今後も注目していきたいと思っています。

 

ではまた。

 

参考

自然農ガットポンポコ ロケットストーブには珪藻土レンガ  http://kobapan.com/blog/2015/10/22/rocket.html

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